mfromkの日記

日記です

  • 例えば戦車や戦闘機はかっこいいと思うし身に付ける迷彩柄のミリタリーグッズも好きだし、大戦略やシビライゼーションなんかのゲームも面白いし戦争を題材にした物語も面白いと思う、という自分がいる。一方で戦争に巻き込まれるのなんか絶対に嫌だし例えば自分が戦争で怪我とかしたりするならともかくほかの誰か、たとえ知らない人でもいわゆる「無害な一般人」がリアルに血を流しているのなんかテレビ越しで見ていても本当に悲しくなってしまうし、たまにゲームの画面上で死亡ステータスになるキャラクターに対してとんでもなく悲しい気持ちを持ってしまう、そんな自分もいる。この二つの自分がそれぞれ見ている戦争は別物なのだ、と思うしか、矛盾を解消する手立てはいまのところ持って無いのだけど、それでも何か歪んでいるような気がして不安になる。
  • という話しが前提にあって、政治家や大企業のトップの不祥事やらで地味アンド高価そうなスーツを纏ったおっさんがテレビ画面の中で何か言ったり頭を下げている姿、新聞の社会面以外のページで見れば政治的/経済的な出来事で「どうなるんやろなー」などと思って終わるんだけど、ふと「このおっさんも家に帰れば奥さんやお子さんやご両親がいて心配してるんだろうしトイレに入った瞬間深いため息ついたりするんだろな」と考えると滅茶苦茶可哀相になってしまって、この矛盾を解決できなければ、俺は本当の社会人になれないのではないだろうかと勝手に思ったりしている。